2008年4月3日のプレスリリースによると、偏頭痛治療薬メーカーで知られるアストラゼネカが、業界初の頭痛ウェブコミック「ズッコミ!!」の配信を開始したそうです。
アストラゼネカは、患者向け頭痛情報サイト『頭痛OnLine』(http://www.zutsu-online.jp/)において、新規コンテンツ頭痛コミック「ズッコミ!!」の連載をスタート。
頭痛ウェブコミック「ズッコミ!!」は、主人公"みく"が、頭痛について正しい知識を身に付け、適切な治療を受けることで、頭痛と上手に付き合い日常生活を送るストーリー。
現在は第1話「あなたの頭痛は何頭痛?」が公開されているようです。
今後隔月で、頭痛の基本情報から原因、治療などについて全6話にわたって紹介していく予定とのこと。
同社のプレスリリースによれば、日本人における15歳以上の偏頭痛の有病率は8.4%であり、約840万人の患者が存在すると推定されているようです。
偏頭痛は日常生活への支障度が非常に高いにも関わらず、「たかが頭痛」という社会的認識や、患者自身も「頭痛くらいで・・・」という思い込みから医療機関への受診率が低く、偏頭痛への適切な対処がなされていないのが現状らしいです。
同社では「今後も引き続き、頭痛診療に貢献するとともに、広く頭痛や頭痛薬に対する理解を深めていただけるような啓発活動を行っていきまいります」とコメントしています。