2008年4月14日付HealthDay Newsによると、血圧が高い人は、血圧が正常な人に比べて偏頭痛など頭痛の有病率が低いことが、新しい研究によって示されたようです。
高血圧に伴う動脈の硬化が偏頭痛に対する感受性を低下させることがその理由としています。
ただし、偏頭痛の専門家は、これは、高血圧は治療しなくてよい、または降圧薬の服用を中止すべきという意味ではないと警告しています。
米医学誌「Neurology」4月15日号に掲載された今回の研究は、ノルウェーの研究者が行ったもので、1984〜1986年と1995〜1997年に行われた2つの大規模研究のデータを用いて、血圧と偏頭痛の関連性を分析したものとのこと。