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偏頭痛薬の自己注射薬発売

偏頭痛薬の
自己注射薬発売

偏頭痛の治療薬として、トリプタンが2000年に登場、注射薬や錠剤、点鼻薬があります。

偏頭痛薬で最も手軽で広く使われているのは、錠剤。

ただし、効き始めるまでに30分ほどかかるため、重症の偏頭痛患者では、飲むタイミングが遅れると効かないことも多く、吐き気がひどいと、飲んだ錠剤を吐くこともあるようです。

そんな時に効果的なのが偏頭痛の注射薬。

注射後、5〜10分で効き始めるとのことです。

しかし、偏頭痛は体を動かすと悪化するため、偏頭痛がひどい時は、注射のために医療機関に行くのが困難なことも。

そこで、自宅で偏頭痛の注射薬が使えるよう、「イミグラン・キット皮下注射剤」(一般名スマトリプタンコハク酸塩)が2008年2月25日グラクソ・スミスクライン社から発売されました。

使い方は簡単。注射液が入ったカートリッジをペン型の注射器にセット、太ももに押し当ててボタンを押すと、バネで5mmほどの針が飛び出して皮膚に刺さり、薬剤が注入される仕組みとのことです。



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