2008年12月1日付ロイターによると、偏頭痛や緊張型頭痛など慢性的な頭痛を軽減させるには、頭痛薬よりも鍼治療が効くという研究結果を、アメリカの大学の研究者らが発表したそうです。

偏頭痛や緊張型頭痛などの慢性的な頭痛患者約4千人を対象に実施した調査によると、鍼治療を受けた患者では62%に改善がみられたのに対し、頭痛薬の服用では45%に留まったといいます。

また、鍼治療による頭痛改善効果が現れるまでに要する鍼治療の回数としては、平均で5、6回だったようです。